沖縄戦の戦没者の遺骨を収集し続ける具志堅隆松さんを追ったドキュメンタリー。沖縄の地にはまだ数多くの遺骨が眠っている。ガマに入り丹念に遺骨を掘り出す。遺留品や骨の形状や砕け具合から、兵士だろうか、これは老人だろうか、母と子どもではないか、というように、その遺骨となった人物に想いを馳せ、悼む。対して国は遺骨収集をおこなわない。それだけではない。その遺骨を含んだ土砂を辺野古新基地建設のための埋め立て工事に使おうとする。これに具志堅さんたちは亡くなった人たちの尊厳の問題だと声を上げハンストまでおこなう。しかし、土砂の採掘工事はすすめられていく。こんな理不尽があるだろうか。戦争で命を奪われて、骨になってからも戦争のために海に埋められる。これを何とも思わないのか。許されるのか。
監督:奥間勝也、2024、『骨を掘る男』
映画視聴日:2026年7月1日
映画館:ポレポレ東中野

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