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喬太郎が古典落語を1席づつ取り上げて、どんな話なのかや演じる側の視点での作品評が語られる。喬太郎と言えば、荒唐無稽の新作のイメージが強い。寄席に行って喬太郎が古典を演ると正直落胆したものだ。これを読むと噺のすじも大事だが、その噺が師匠から弟子へ稽古の場で受け継がれ、且つ時代に合わせて変化を続けていくものなのだと分かる。言い換えれば、それは演じる側がその噺をどう解釈するのかということでもあるだろう。そこに演者の実力の一端が表出するものなのかも知れない。
柳家喬太郎、2013、『落語こてんパン』、筑摩書房。

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