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映画『オールド・オーク』

イギリス北東部、過去は炭鉱で栄えたが今ではすっかり寂れてしまった町。そこでシリアからの難民を受け入れる。住民による難民へのヘイトの横行。差別は自分より弱いものを標的におこなわれる。今の日本と重なって映る。主人公のパブの主人とシリア人女性の二人を中心に、人々が食事をし、集うことができる場所を共に作るがそれもすぐに挫折。絶望がスクリーンに漂う。終盤、シリアで死亡したシリア人女性の父の葬儀に、思いがけず町中の人たちが花を携えて集まる。微かな希望が感じられるラストに救われる。



監督:ケン・ローチ、2023、『オールド・オーク』
映画視聴日:2026年5月5日
映画館:新宿武蔵野館

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