最新の投稿

長谷川晶一『いつも、気づけば神宮に──東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」──』

10歳でスワローズファンとなったライター。元選手や現役選手たちへのインタビューを中心に、「極私的」ヤクルト愛を綴った一冊。同じく10歳でファンとなった自分にとって興味深いエピソードが満載。「みんな《191勝》のことを口にするけど、本当に自分が自慢できるのは《190敗》の方なんだよね。190敗もしたのに、それでも信頼して試合に使ってもらった。それはいちばんの自慢」(長谷川 2017、149)。こんな松岡弘の言葉は泣かせる。「「基本、負け」だからこそ、たまの勝利が格別な喜びをもたらしてくれる」(長谷川 2017、216)。まさにその通り!神宮球場へ足を運びたくなる。

長谷川晶一、2017、『いつも、気づけば神宮に──東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」──』、集英社。

コメント