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映画『七人の侍』

言わずと知れた国際的な評価も高い黒澤明の代表作。底流には農民たちのルサンチマン、そこに七人の侍と農民たちの結束、数や装備に勝る野武士の襲来を、柔よく剛を制すで最終的には勝利する。3時間半の長尺だが観るものを最後まで惹きつける。ありきたりのストーリー展開とも思ったが、そのありきたりの元となっている作品なのかも知れない。公開は1954年。戦後9年。GHQの占領が終わって2年。よくこれだけの映画が作れたものだ。そして、当時の観客は皆が皆、戦争体験者であったわけだ。野武士を連合国、農村を日本に重ね合わせてカタルシスを感じた人も少なくなかったのでは、と考えるのは邪推が過ぎるか。


監督:黒澤明、1954、『七人の侍』
映画視聴日:2025年10月21日
映画館:グランドシネマサンシャイン池袋

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