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ネットに飼い馴らされ、自らを売り渡してしまったかのような主人公たち。寓話のようであるが、事実は小説より奇なりで、現実はもっと深刻な病がこの社会に巣食っているのかも知れない。自分はこんな世界からは距離を置いた人間だと思いつつも、読みすすめていくと次第に主人公の思考回路が自分に乗りうつり、気分が悪くなる。読む者を不安にさせ、且つ不快にさせる。それだけ描写が巧みだということか。
本谷有希子、2020、『静かに、ねぇ、静かに』、講談社。
ネットに飼い馴らされ、自らを売り渡してしまったかのような主人公たち。寓話のようであるが、事実は小説より奇なりで、現実はもっと深刻な病がこの社会に巣食っているのかも知れない。自分はこんな世界からは距離を置いた人間だと思いつつも、読みすすめていくと次第に主人公の思考回路が自分に乗りうつり、気分が悪くなる。読む者を不安にさせ、且つ不快にさせる。それだけ描写が巧みだということか。
本谷有希子、2020、『静かに、ねぇ、静かに』、講談社。
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