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日中戦争から太平洋戦争にかけて、毎日新聞の特派員が戦地で撮影した写真を展示。現在6万枚のネガが保存されているというが、戦後廃棄されずによく残っていたものだ。戦時中、軍の検閲を受けて承認されたものだけが新聞などに掲載された。様々な理由で不許可の印が押されている写真も多い。つまりは戦地の実相を伝えるはずの写真が、都合の悪いものは取り除かれて、プロパガンダに利用されていたのだ。驚いたのは当時にもフェイク画像が作られていたことだ。例えば、1932年の上海事変で中国軍の鉄条網を突破して自爆した「爆弾三勇士」は有名だが、現場を写したとされる3つの爆煙が上がる写真は後から様子を模して撮ったものだった。そもそも「爆弾三勇士」自体が作り話だったのだが。今は容易にフェイク画像を作ることができる時代になり、それを拡散するメディアも多様になっている。昔も今も変わらない映像が持つ功罪両面の影響力、危険性を感じざるを得ない。
ニュースパーク 日本新聞博物館
訪問日:2025年8月28日

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