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現役の日大芸術学部学生が企画・運営する「日芸映画祭」で上映された作品。映画祭のテーマは「声をあげる」。まさに今の時代への問題提起であろう。無論この映画は、プロレタリア文学を代表する小林多喜二の同名小説が原作。監督は山村聰。金満権力者の役どころが似合う俳優のイメージだが、こんな硬派な映画を手掛けていたとは意外だ。会社側の暴力支配による劣悪過酷な労働環境に対して団結して改善を要求した漁夫たちであったが、最後は海軍水平隊の銃弾に倒れるという救いのない結末。
監督:山村聰、1953、『蟹工船』
映画視聴日:2024年12月11日
映画館:ユーロスペース
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