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1954年3月1日、太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁でアメリカがおこなった水爆実験によって被爆した第五福竜丸の被害を伝える展示館。爆発力は広島に落とされた原爆の1,000倍。23名の乗組員は全員被爆し、多くががんで亡くなっている。当時国内でも大きく報道され核兵器廃絶の市民運動も起きたが、一方で乗組員に対してのいわれなき差別も残った。館内は第五福竜丸の船体実物が収められている。当時このような木造船で遠洋漁業で出ていたことにも驚く。一時は廃船処分が決まりごみ処分場に移されたこの船を、市民の運動により後世に残すことになったという。一角に第五福竜丸の模型も展示されていた。乗組員だった方の手作りの作品だ。この方は事件を風化させまいと証言活動も数多くされていたそうだ。
都立第五福竜丸展示館
訪問日:2024年11月27日
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