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柴崎友香『週末カミング』

益田ミリ『永遠のおでかけ』

何年も前に購入したけどずっと読んでいなかった本。父親の死の前後の、何気ない日常を綴ったエッセイ。何気なさ過ぎて、肩透かしを食らったような読後感。もっとウエットな内容を想像していた所為だ。対象に対して適度な距離感をもって表現する作者の所作が魅力なのであろうが。

益田ミリ、2021、『永遠のおでかけ』、毎日新聞出版。

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