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トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンがブロードウェイでおこなったショーを収めたライヴ映画。公開された2021年には観る機会を逸していたが、今回『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』の公開を前に再上映された。マイクもギターもドラムもすべてがワイヤレス。ステージ上を動き回るデヴィッド・バーンとバンドのメンバーたちによる歌と演奏、そしてダンスに終始圧倒される。そして、歌われる歌詞は大仰な言い方だが哲学的だ。閉塞感のある現代を自分たちはどう生きていったらいいのか問いかけられる。曲の合間にデヴィッド・バーンが観客にアメリカにおける選挙の投票率が低いことを皮肉を交えて語る場面も印象的だ。社会に背を向けて、他の誰かに任せてしまってはいけない、と諭されるようだ。
監督:スパイク・リー、2020、『アメリカン・ユートピア』
映画視聴日:2024年1月30日
映画館:TOHOシネマズ新宿
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