最新の投稿

福永文夫『日本社会党──「戦後革新」とは何だったのか──』

社会党の歴史、変遷を詳細に論じた書だが、そのまま戦後の政治史ともなっている。常に激しい左右対立を繰り返して、その度に議席を減らし退潮していく。しかし、自民党政権に社会保障政策を拡充させるなど多大な影響を与え、議会政治を活性化させてきた功績は大きい。個人的には1980年発刊の石橋政嗣の『非武装中立論』には当時希望を感じたし、とても懐かしい。1996年社民党に党名変更した時点で本書は終わっているが、その後の展開の続編も期待したい。

福永文夫、2026、『日本社会党──「戦後革新」とは何だったのか──』、岩波書店。

コメント